現実をひらりとかわして
「厳冬」を体現するように、突き刺さるような寒い日がつづいております。厳しめの現実は妄想への逃避を促すのか、要らぬWeb閲覧が増加傾向にあります。
ああ。家を建ててみたいな、と思うのです。小屋のような家を自分の手で建ててみたいのです。できれば車輪のついたタイニーハウス。建築物と崇められず車両と見下げられる、最低限度の生活のできる移動式の小屋を作ってみたいものです。
素晴らしい。いつか廃品となった車両のシャーシを基礎に、ツーバイフォー工法で組み上げ、装飾を排し窓を広くとった、明るく清潔なボロ屋。建築はすごいなあ。生活を創り上げるなあ。在り方を定義するのだものなあ。 思うほどに沸き立ち、水回りの設備や資材の確保を考えたあたりで「あら、思っただけでもういいか」と、寒さと現実に向き合う次第です。(2018.02.27)
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