MOTHER-140話 エピローグ2終わるけど
お読みいただきありがとうございました。ここまで描くことができたのは、編集様や、アシスタント様や友人たち、そして何より読者の皆様のおかげです。 少年の地獄ですが、引き続き続くもようです。開かれた未来へ踏み出された勇気の試…
お読みいただきありがとうございました。ここまで描くことができたのは、編集様や、アシスタント様や友人たち、そして何より読者の皆様のおかげです。 少年の地獄ですが、引き続き続くもようです。開かれた未来へ踏み出された勇気の試…
幼きモノへの書簡2 −苦しむのは誰? 私です。 −苦しむのは何故? 私が「私」を認識するからです。痛む、蔑まれる、憎む私を私が観測し、生み出すからです。ここまでは分かっています。 −ここまでとは? だから「私」を無くせば…
幼きモノへの書簡 同情振りまく事が最終目標のキミだ。学も宗教も表層あれば十分だろう。かいつまんだ話を迷える誰かにしてやれればそれでいいのだから。キミの知恵は横へ広く伸びる。薄かろう。弱かろう。 仕方ないよ。 だってキミ…
はじめに言葉ありき。ZIPなれかし。 意思をそのままに他者に伝えることができれば楽なのですが、(テレパシーとか)そのような機構はない(あるいは失われた)ために音声や文章、絵画にて意思伝達が必要です。自身の持つ情報を相手…
はじめに言葉ありき。ZIPなれかし。 意思をそのままに他者に伝えることができれば楽なのですが、(テレパシーとか)そのような機構はない(あるいは失われた)ために音声や文章、絵画にて意思伝達が必要です。自身の持つ情報を相手…
終わりに向かって ひと月ほど前だったか、担当様に最終話までのプロットを打ち合わせ、終わりまでのシナリオが箇条書きにまとめました。行の端にはそれぞれの話の更新日を添えて。 連載始めから夢想していたクライマックスに向けて…
出先に立ち寄った1つの書店で、偶然手に取った2冊の本に関連性を見出し、思考の手助けとなることがございます。これだから実店舗の書店めぐりはやめられません。 『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』 戦後の焼野原、価値観…
ひどい目にあったなぁ 「こんなことがあった」と誰かに伝える時には、「こんな良いことがあった」という話よりも「ひどい目にあった」という話をした時の方が楽しくお話できるようです。その「こと」が起きた現場では快を得られなかっ…
長らくのお付き合いいただきありがとうございました。 拙作『MOTHER』はあと少し、2018年の冬を迎える前にcomicoでの最終回を迎えます。 物語の区切りに際して、当初より設けていた諸々の秘密を開示できればと思い…
ソレはノルんですか? 物語は事件の連続であり、ある物事が引き金となり次の物事が起きるなら、それぞれの事件の結びつきを“有り”とするか“無し”とするかが語り手の手腕(というよりも好み)なのでしょう。 ある語り手にとって…