MOTHER-111話 ビョーキ
残滓讃頌 さて。こちら作家コメントにございます。なるべく規定文字数の400文字に近い分量を書くよう心がけております。各話の作家コメントは某表計算ソフトで管理しております。文章のすぐ横には数字が表示され、LEN関数がコメ…
漫画『MOTHER』
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MOTHER-110話 ポキっとね
受助力 作業用PCのデスクトップには「疲れたか？.txt」というファイルを配置し、すぐにアクセスできるようにしております。 内容は □軽やかさが失われていないか？過度な執着に注意 □歩行は快適か？まずは散歩でも □作業…
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MOTHER-109話 拾いモノ
色々と高解像度にて テレビでバラエティー番組やニュース番組を見ると、中心で話している人物よりも周辺の人物の表情を追うのに面白みを感じます。目線の動きに感情を読み取るなどすれば、主題以上に共感することもございます。これは…
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MOTHER-108話 で
早期対応 小春日和に体調を崩しがちな体質です。3月は烈しい季節だと、1年前にも同様の感想を持ったものの今年も変化が見られないことに、苛立ちもする一方、あきらめもつきます。こういうものとして、早めの対応を考える次第です。(…
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MOTHER-107話 帰ろう
無き顔のあの子 例えば花やチョコレートなど、無償で物品を手渡す贈与は「特別なキミ」に対して親愛の情を表し関係性の構築を求めます。一方で物品を提供し、すぐさま対価が支払われるならば、その関係はその場で貨幣とともに清算され…
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MOTHER-106話 ラスト
動詞にてlastです。意味するところは「続きます」。 月下の花 持ち帰られた月の石が人工光に照らされ、展示され衆目に晒されます。そこに映し出されるのは「そこにある石」である以上に、持ち運ばれなかった石が今も月として夜を…
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MOTHER-105話 もうやめて
氾濫反乱 地に落ちた水滴はランダムに流れ、水流に岩は削られ道が現れます。その道に枠を打ち「こうあるべき」と寸断し矯正するならば、いつか水流が想定を離れ、堤防を破る様を氾濫と呼ぶこととなります。 感情は現象への反応であ…
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MOTHER-104話 でもそういうものでしょう
現実をひらりとかわして 「厳冬」を体現するように、突き刺さるような寒い日がつづいております。厳しめの現実は妄想への逃避を促すのか、要らぬWeb閲覧が増加傾向にあります。 ああ。家を建ててみたいな、と思うのです。小屋の…
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MOTHER-103話 あわれ
酔いと醒め 「ドラマとは退屈な部分がカットされた人生だ」と映画監督アルフレッド・ヒッチコックは仰いました。自身が作るドラマというものへの警鐘のように思われます。事件と事件を隣り合わせて、過去未来に思いを遣り、因果関係を…
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MOTHER-102話 使命
被造物は創造主にやどるか 作品は受け手が審美眼をもってその価値をはかるのみで、制作者の人格や来歴、置かれた環境は「知ったことではない」と切り離されれば良いと断言するのは乱暴が過ぎるかもしれません。 創作物の優等さと同…
