色々と高解像度にて
テレビでバラエティー番組やニュース番組を見ると、中心で話している人物よりも周辺の人物の表情を追うのに面白みを感じます。目線の動きに感情を読み取るなどすれば、主題以上に共感することもございます。これは昔に比べて高解像度化・大画面化といったハード面での変化がもたらしたものかとも思われましたが、受け手の経年変化によるものかとも思われます。
「こういう時はこう思うだろう」と自身の体験に類似するものを探せば、焦点のあたる他にも「いろいろある」との想像力が働くようになったのでしょう。「年取って涙もろくなった」の原理はこのあたりにあるように思われます。
さて来週はお休みをいただきます。
年経るゆえに忙しさにかまけて「いろいろある」を見落とすこともありますので、色々と諸々をしようと考えております。ご不便をおかけいたしますが、何卒高解像度にご理解ください。(2018.04.10)
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