遠近感、はじめました
以前ご紹介した発達段階で生じた歪みを調整する眼鏡に変えました。一般的な”レンズの度”はむしろ下げ、左右の視点のずれを調整、一般的な検査ならば「無い」と診断されるわずかな乱視も補正し、新たな視界を手に入れました。かけ始めて3時間ほどは後頭部にわずかな鈍痛を感じ、新たな血流が流れるように感じられました。
やがて最初に体験した時の興奮はおさまり、新たな視界もただの日常となっていたところ、友人より「最近絵が変わった」との報告がありました。そういえば、ここ4話ほど納得のいく線が引けることが多くなったように感じられます。かねてより作画の効率化や品質向上のため、手順や環境設定を模索しておりましたが(それにより一時は絵柄が安定せず、失礼いたしました)「どう描くか?」という出口の問題よりも、「どう捉えるか?」という入力の質が出力の質を変えたのかもしれません。(2017.08.08)
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