ヤン=オベ・ワルドナーはバックハンドドライブの夢を見るか?
数年ぶりに卓球をした夜、目を閉じれば卓球の情景が浮かびあがり続け、眠れない思いをする羽目になりました。この状況を楽しんでしまおうと脳内で真剣に卓球をしようとしたのですが、自由な空想の世界においても球は期待を裏切り続けます。サーブはネットにかかり、スマッシュは芯を捉えきれず飛んで行ってしまうのです。
現役で部活動をしていた頃、友人たちと練習方法を議論し、部の運営に奔走した経験は大きな財産ではありますが、その日々の中で一人の選手として繰り返していたのは、苛立ち、疲弊し、失敗するイメージを焼き付ける作業だったのかもしれません。
かつての友人に連絡をとろうか。心を整え、良いイメージを以て、今度は焦らず怒らず謝らず、楽しく卓球ができるように。
スポーツの秋にございます。瞑想の風が吹きますようお祈り申し上げます。(2016.09.13)
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